【回復力を高める】胃腸炎になった時の対応はどうするか。《177》

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

こんにちは。
ココロとカラダの軸をつくる専門家
津浦 貴行(つうら たかゆき)です。
 
 
 

体調を崩したとき、回復力を高めるために、まず何をするでしょうか。

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とにかく安静にする。もしくは薬を飲む。病院に行く。

 

この初期対応で、回復するまでの時間が変わります。

 

今回は胃腸炎になった場合はどうするかについて。

 

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目次

胃腸炎になったら。

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誰しもが胃腸炎になる可能性はありますよね。

 

もしかしたら一度はあるかもしれません。

 

 

私もあります。つい先日(苦笑)

 

久々にやらかしました。

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原因の一つは、消費期限が1日過ぎていた鶏胸肉でした。

 

 

1日だったら大丈夫だろうと、油断した結果。

 

食べてから、1日経って当たりました。

 

 

今思うと、その前兆があったことに気がつきました。

 

まず唇、舌の違和感。

 

胃腸の機能が低下してきたことによって、軽い脱水症状になっている状態。

 

 

時間と共に食欲がなくなり、みぞおちあたりが硬くなっていることに気がつきました。

 

 

その日は、水分を摂り、そのまま横になり寝ました。

 

 

その3時間後。。

 

 

呼吸がしにくい。脈が120を超えてる。For example

 

 

もしかしたらと思ってトイレに行き、いつでも吐ける状態でいました。

 

 

予感は的中して、5回嘔吐を繰り返し、冷や汗が出たところで落ち着きました。

 

 
この世の終わりか。
 
そのくらい緊迫感でした。(苦笑)
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初期対応をどうするのか。

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家族がいる場合は、二次感染に気をつけます。

 

マスクと手袋が必要ですよね。

 

あとは、顔には触れないこと。

 

そして換気をして、塩素系の漂白を希釈したもので周辺を拭きとります。

 

それをビニール袋に入れて捨てます。

 

ここまでは、部屋の環境での感染リスクを抑える手順。

 

 

その後が大事です。

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胃腸炎になった人の体内環境を整えていきます。

 

嘔吐したり、下痢の状態は、脱水症状になりやすい。

 

かと言っていきなり水を飲ませると吐きやすいので、経口補水液を作りスプーン一杯から始めます。

 

嘔吐しなくなって4時間以上経過したら、

少しずつ量を増やしていき、100ml/回程度を目安に摂るようにしていきます。

 

脱水症状から抜け出せてくると、脈拍も落ち着いてきて、歩けるようにもなると思います。

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経口補水液の作り方

 

経口補水液は、体液の浸透圧より低い浸透圧で、吸収を早めることができます。

 

市販で売られている代表的な商品は、OS-1がありますよね。

すぐに手に入る場合は、活用します。

 

買いに行くことができない場合は、作ります。

 

今回は私が作った例で紹介します。

 

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水1リットルの場合

三温糖(砂糖)・・・30g

塩・・・3g

※ビタミンC・・・6g

 

※ビタミンCを加えることによって、回復を助けます。

 

ビタミンCパウダーは、Amazonで1kg1000円台で購入することができます。

 

ビタミンCに関しては、別の機会でもお伝えできればと思います。

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浸透圧とは何?

 

For example

経口補水液でも出てきた『浸透圧』とは何か。

 

体液というものを聞いたことがあると思います。

 

2つの濃度が異なる体液が半透膜(水以外の分子は通さない膜)を介して並んだ時に、

濃度が低い方から高い方へ移動して、濃度を均一にする働き起こることです。

 

 

For example

例えば、スポーツドリンクをあげると、

アクエリアスやポカリスエットなどがありますよね。

 

アイソトニック飲料、ハイポトニック飲料も聞いたことあると思います。

For example

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  • アイソトニック飲料

ヒトの体液に近い濃度や浸透圧になるもの。

糖質が5〜8%ほど含まれています。

100mlあたりで考えると、5〜8gの糖質になります。

(アクエリアス、ポカリスエット)

摂取タイミングは、運動前

For example

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  • ハイポトニック飲料

ヒトの体液より低い濃度や浸透圧になるもの。

糖質が2.5%〜4%ほど含まれます。

100mlあたりで考えると、2.5g〜4gの糖質になります。

(経口補水液(OS-1など)、ヴァームウォーター)

摂取タイミングは、運動中、運動後、脱水症状時

 

 

どういう目的で摂取するのかを考えて、使い分けてあげるといいでしょう。

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【食事】脱水症状から抜け出して落ち着いてきたら。

For example

脱水症状を抜け出し、脈拍も落ち着いてきたら、胃腸が動いてきます。

 

ただし、食べるもの・量を考えなければなりませんよね。

 

消化の良いものはもちろん、量は多くてお茶碗の量です。

 

 

私が食べたものを例に挙げていきます。

 

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まずは、重湯(おもゆ)から

 

米:水=1:10で今回は作りました。

(水20でもいいと思います)

 

初めは中火にかけていきます。

白く湧いてきてきたら弱火にして、30分ほどゆっくりかき混ぜていきます。

最後に塩をひとつまみ加えたら、すぐに濾します。

 

ご飯の部分は、粗熱をとって冷蔵庫に保存し、翌日おかゆにして食べました。

 

重湯は、赤ちゃんが最初に食べる離乳食でもありますよね。

 

それと同ように食べていくと、少しずつ食べれるようになっていきます。

 

離乳食初期の頃を懐かしく感じました。(笑)
 
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少しずつ食べれるようになり、食欲も出てきます

 

それでもまだ回復してないので、少しずつ食べて違和感が出てきたら、食事は終了。

 

焦らずゆっくり食べていきます。

 

この時無性にカレーが食べたくなったのですが、我慢しました。(笑)
 
 

食事は1週間後には通常の量を食べれるようになりました、おかげさまで回復しました。

 

ただ、2つ変わりました。

1つ目は、鶏肉は大量に買わなくなった。

2つ目は、刺激のあるもの・辛いものを食べなくなった。

 

 

自然と胃腸を労るようになったのは大きいです。

 

また食べたくなるかもしれませんが、それまでの楽しみにとっておきます。(笑)
 
 

最後に。

For example

私が胃腸炎になった時の対応について書いていきました。

 

今回のように嘔吐した場合は、体の正常な反応です。

 

その時はかなり大変ですが、無理に水を飲ませたり、薬で押さえ込もうとせず、支えてあげてくださいね。

 

本人はパニックになりやすいので、励ましてあげると自然と落ち着いてきます。

 

介助したら二次感染のリスクを低くするために、周辺の消毒をしていく。

 

そして今回紹介した手順で進めていきます。

 

落ち着いて、会話ができるようになったら、まずはティースプーン1杯水を飲ませあげて

脱水症状からの回復をサポートしてあげましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 
津浦